フロムさんの乃木活日記

乃木坂46が大好きなブログ作成のド素人によるブログ。

音楽劇「星の飛行士」(サンシャイン劇場)

演劇の毛利さんによる星の飛行士になります。
サンシャイン劇場で1/6(水)~1/17(日)の日程で全13公演行われます。
梅田芸術劇場で1/27(水)~1/31(日)の日程で全6公演行われます。
合計19公演が行われます。
合わせて同会場でリーディングシアター「星の王子様」「夜間飛行」も
行われていますね。今回は星の飛行士のレポになりますが。
例のごとく、本舞台はまだ公演が残っておりますのでネタバレは避けます。
また、感想はあくまでも個人の感想です。

 

緊急事態宣言が出される中、払い戻しの対応にも応じることを決め、
配信でも構わないので誇れる作品に仕上がっているため見てほしいと
毛利亘宏さんがTwitterで公演前に投稿したのが非常に印象的でした。
私自身は体調に最大限に配慮し、人込みを避けつつ会場で見ることを
決めましたが、このご時世、確かに現場に行くのは難しい人も多いでしょう。
切実なお願いの投稿はとても印象的でした。若干余談ですが。

 

ちなみに会場で拝見している私個人としての印象ですが、
会場自体は最大限にコロナウィルス対策に配慮しております。
座席も含め間隔をあけ、会話は避け、熱を測り、換気も行い、etc...
それでも会場に行くまでは人によっては乗客の多い電車に乗ったり、
場合によっては飛行機で飛んでくる必要がある方もいることでしょう。
なので、これないで払い戻しをする方もいたしかたがないと思います。
そういった方はぜひとも配信のチケットを購入しなおして
拝見していただきたい。決して後悔するような仕上がりにはなってません。

 

今回は乃木坂46より伊藤理々杏(3期)が星の飛行士に王子様役で出演。
前にももしかしたら触れたことがあったかもしれませんが、
個人的な印象ですが、舞台で役にハマった時にとてつもない印象を残します。
しつこいようですがあくまでも個人的な印象なので否定意見もあるかもですが、
過去に2度このハマった姿を拝見しました。
1度目は3人のプリンシパルのいつだったかの公演、
2度目は星の王女さまでしたね。
他にも見殺し姫やセラミュ、ザンビ、けもフレと色々と拝見してますが
上記2作品と比べるとちょっと印象が弱く感じたのが本音です。

 

大分今回も前置きが長くなりました。
本作品はサン=テグジュペリの「星の王子様」と「夜間飛行」の物語の
登場人物が入り乱れるストーリー。
私自身は「星の王子様」は知っているのですが、「夜間飛行」は未知でした。
ただ、王子様という少年役、そして「星の王女さま」での王女さま役での印象、
この2点からきっと本作品は彼女にハマるとおもっておりました。
懸念があるとすればセラミュの時に感じた歌での声量不足でしたが。

 

本作品、初っ端から鈴木勝吾さんが圧巻の歌唱を披露しました。
こんな凄いメンバーたちの中で理々杏が大丈夫かどうか不安を感じましたが、
いざ理々杏の歌唱の出番が来るとそんな印象は一瞬で消え去りましたね。
きっと相当な量の稽古を積んできたのでしょう。
ソロパート、ペアパートときっちりと印象に残る歌声が響き渡りました。
全体歌唱になると、若干ではありますが他の凄い方々に飲まれている感も
ないとは言い切れませんが、それでも十分なできだったでしょう。
今の年齢を考えると、これからもまだまだ成長は見込めます。
個人的には将来舞台に進んでほしいメンバーだったりします。

 

そして彼女の王子様という役、やはり会いますね。
天真爛漫にふるまう王子様の動きが、彼女の声にマッチし
見る人たちを引き込んでくれます。
周りの演者たちもさすがの演技で、その相乗効果もあったでしょう。
この舞台2時間を超える舞台ではあるのですが、世界に引き込まれ
あっというまに時間が過ぎゆきました。
素晴らしい作品に理々杏が出させていただけたことを感謝します。

 

個人的には所々で過去の「星の王女さま」での印象が重なってしまい、
バラ=岩本蓮加のイメージになったり、飛行士=梅澤美波になったり、
各星の人たちが3期生の面々に見えたりもしたりしなかったりでしたが、
それで考えても十分に素晴らしい舞台でした。

 

何よりも自分でもあまり考えたことはなかったのですが、
私はこの"音楽劇"と呼ばれる舞台が好きなようです。

 

こちらの作品ももう1公演見させていただく予定です。
舞台ができることに喜びを感じ、素晴らしい熱量で披露してくれる
この演者たちをまた見れることは楽しみでなりません。