倉持裕さんの作・演出の舞台、DOORSです。
世田谷パブリックシアターで5/16(日)~5/30(日)の日程で15公演行われました。
この先にも6/3(木)に太田市民会館(群馬)、
6/6(日)にりゅーとぴあ新潟市民k芸術文化会館・劇場(新潟)、
6/9(水)に富山県民会館ホール(富山)、
6/19(土)・20(日)にももちパレス・大ホール(福岡)、
にて公演が行われます。
6/12(土)・13(日)の大阪公演、6/16(水)・17(木)の名古屋公演も予定されていましたが、
昨今の事情により中止が決定されてしまいました。
乃木坂46に関連するメンバーの出演としては卒業された伊藤万理華さんが出演、
それ以外のキャストも奈緒さん、菅原永二さん、今野浩喜さん、田村たがめさん、
早霧せいなさんと少数ながら良きキャストがそろっております。
===(STORYより)===
ある夜を境に突然真知(奈緒)の母、美津子(早霧せいな)が別人のように
明るく社交的な人間になってしまう。
「あれは、お母さんじゃない・・・・・」と真知は、姿を消した「本当の美津子」を
探すべく、町一番の変人を訪ね、そこであるヒントを得る。
追いかけてきた理々子(伊藤万理華)とともに、一枚の「ドア」の前に立つ真知。
そのドアを開けたとき、思いもよらない世界が二人の前に現れる。
そうであったはずの世界"と"こうなってしまった世界"。
2人がその不思議な旅の果てにたどり着いた先に見た、ささやかな希望とはー。
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キャストの皆様がとてもパワフルで見ていて楽しくなる舞台でした。
どうしても個人的には理々子(伊藤万理華)に注目してみる多かったですが、
主演の真知(奈緒)と理々子の絡みがとても楽しいです。
この二人のやりとりはシリアスな部分もあるはずなんですが、
思わずクスリとしてしまうことが多かったですね。
理々子のキャラがいいスパイスになっているのでしょう。
長らく伊藤万理華さんを見ている私としては所々で万理華さんらしいなぁ・・・
と感じることも多々ありましたね。
そして、もう一つ組み合わせとして忘れてはいけないのが、
ここは完全に笑わせにきている部分が多いのですが、
クスリどころか思わず爆笑してしまうようなやりとりが多かったです。
特に大橋が会場の空気をすべてもっていくような勢いもある演技でした。
なんとなく見たことある人だなぁ・・・くらいな界隈に詳しくない私ですが、
2公演目・3公演目と見ているうちに次はまだかなぁ・・・と待ち遠しくなりました。
そのほかにもキャストの皆さんの歌・ダンスなんかもありましたね。
こうしてまた伊藤万理華さんのダンス?に歌をみることができることは感無量でした。
ミュージカルではなくあくまでも舞台なのでそんなに多くそういったシーンが
あるわけではないですが、これもまた見れて良かったと感じるところです。
まだまだ地方公演が続くのでネタバレにならないように書いていることもあり
伝わりづらい部分もあるかと思います。
しかし、このような時代に元気をいただけるような素晴らしい舞台であることは
私が補償いたします。
群馬・富山・新潟・福岡と公演は限られており、無事に開催できるかもありますが、
ぜひとも開催さえるようで見に行ける方は見てみてください。